【アメリカ生活】大きな家で単身赴任、1年経過後の現状

単身赴任
はじめに

本記事は、COVID-19の影響で家族を日本に戻し、アメリカで単身赴任を始めた著者が、家族、仕事、自分の夢など、悩める心境を記載しています。

本記事の対象とする読者
・幼い子供を抱えるお父さん方
・家族、仕事、自分の夢などに葛藤を抱えている方。

※大まかな内容は下の目次をご覧ください。気になる見出しにジャンプ可能です。

家族が日本に帰り、1年経過

現在の家族の状況

アメリカで約二年過ごしたあと、コロナで生活環境が悪化する可能性を考慮し、2020年7月に家族は日本に帰しました。

現在、家族(妻、2歳、4歳の息子たち)は、妻の実家にお世話になっています。妻の両親二人暮らしであれば、十分すぎるくらいの広さの一軒家ですが、そこに坊主たちが移ると、カオスです。

しかし、日本のしっかりした幼稚園の教育、習い事、なによりも、普通の子よりも Too much behind と言われた長男の言語が少しずつ上達しているので、充実しているのではないかと思います。

現在の自分の状況

私はAlabamaのとある地域で家族とともに過ごした一軒家に相変わらず住んでいます。アラバマ生活はトータルで3年半以上経過しました。あえて大きい家と表現したのは、私の夢が大きい家を建てて、家族と楽しく生活することだったからです。今の家は、

  • 二階建て
  • 延べ床面積300平米
  • 25mのゴルフのアプローチの練習ができる庭付き

と大きすぎる感はありますが、まさに私が幼いころから夢見ていた大きな家!、という感じです。

仕事はというと、今年に入ってからやたら出張が多くなり、半分以上はCaliforniaにいます。ユタにも数週間行きました。

コロナの状況は? (2021年7月現在)

ちなみに、コロナの状況はというと、2021年7月現在で、ほとんどコロナ前に戻っている感じがします。平和そのもの。私自身、3月にワクチンの接種が完了し、コロナを恐れることが以前にも増してなくなりました。

5月に1ヵ月日本に帰国しており、6月にアラバマに帰ったときには、スーパーなどでも誰もマスクをしていませんでした。私もする必要はないと思っています。ただ、飛行機や病院ではマスク着用を求められますので、そのような場合には大人しく従います。

正直なところ、5月に日本に帰った時点では、日本の方が状況が酷くなっていると感じています。数字のうえでは、未だにアメリカの方が日本の10倍くらい感染者、死亡者がいるように見えますが、日本の方が心理的にかなり窮屈になり、過ごしにくくなっていると思います。

ただし、1年前に日本に家族を日本に帰すという判断は、あの時は現在のアラバマの様子も、自分がさらに1年もアメリカにいることも知る由もなく、最善を尽くした結果だったので、間違ってはいなかったと思っています。

現在の心境

大きな家は私の夢であった、しかし・・・

家族がいない孤独感は当然感じます。家の至る所で子供たちが遊んでいた様子が目に浮かびます。それらのことは、単身赴任開始後1か月たった後の心境を書いたときと相変わらず同じです。

その思いは増すばかりで、さすがにメンタルがやられそうです。まさか、家族を返してから1年以上も単身赴任になるとは思いませんでした。会社側からは2020年中に日本に帰れると聞いていました成長する子供を間近で見守れないことがこれほど辛いことか、と身に染みています。

できることなら、またアラバマに家族を呼びたい。しかし会社側がそれを許さず。ならば、早くどこかに異動になって、家族と合流したい。5月に久しぶりに帰国して成長した息子たちに会い、ますますそう思いました。大きな家は私の夢であったし、快適ではあるけれど、家族で住まないと意味はありません。自分一人だと、ホテル暮らしでも十分です。

また、やたら出張が増え、大きい家が負担になっています。出張と出張の合間に数日帰り、その間に掃除したり、出張の荷物を整理したり。出張中は、家の管理のために、不在中でもエアコンをつけておく必要があり、それだけで月に数100ドル消費します。もう半年くらい入っていない部屋も3部屋あります。

家賃ももったいないので、いっそのことCaliforniaに移住したいと思いました、が、それも会社は許さず・・・。

それ以外にも、会社側の理不尽な対応、要求が重なり、日々を追うごとに、会社への不満が増大していくように感じています。

次回に続く

現状を整理していると、思ったよりも長くなってしまったので、また続きを書きます・・・・。

コメント