本記事は、アメリカに来たばかりの人が、住む場所を決定するまでに過ごすホテルでの生活の仕方について、自分の体験談をもとに紹介しています。
本記事の対象とする読者
・なんでも良いからアメリカ生活について知りたい方。
・アメリカのホテル生活の体験談を読みたい方。
・アメリカのホテルの雰囲気について知りたい方。
・始まったばかりのアメリカ生活の緊張感に共感していただける方。
※大まかな内容は下の目次をご覧ください。気になる見出しにジャンプ可能です。
アメリカ到着直後はホテル暮らしが必要
アメリカに赴任する方は、もしかしたら会社が予め住所を用意してくれるかもしれませんが、自分で住むところを決めるまでホテル暮らしをするというパターンが多いのではないでしょうか。少なくとも、わたしの地域ではそうでした。
わたし自身も会社の人事異動でアメリカで仕事をすることになり、アメリカへ到着したあとは、家を決めるまで、しばらくホテル暮らしをしました。荷物はスーツケース一個分、生活の立ちあげ、英語、仕事、ゴルフ、食事、その他趣味、様々なことに不安を抱えながら、アメリカ生活がスタートしました。
終わりよければすべてよしとも言いますが、終わりが見えない中、どうスタートを切るかも大事です。つまり、はじめのホテル生活で、アメリカ生活のリズムを作ることが、その後のアメリカ生活を左右する!かもしれません!
長期滞在者向けのホテルがある。
アメリカに来たばかりの人は、まずは長期滞在者向けのホテルに入ることが多いと思います。普通のホテルの中に、ちょっと別枠で確保されています。
私の場合は、キッチン付きの部屋を、会社が確保してくれていました。ベッドルームの別にキッチンがついており、冷蔵庫、食器棚、流し、調理器具等がそろっています。
なので、近所のPublixというスーパーでフライパン、包丁、まな板などを仕入れて、料理をしていました。アパートはすぐ決まりましたが、サンクスギビングが重なり、引越しが遅れたので、2週間くらい、そのホテルにお世話になりました。
ホテルでの過ごし方(体験談)
毎朝の朝食付き
毎朝朝食がついていたのは助かりました。しかし、アメリカのホテルの朝食というのは、今でもあまり慣れないもので、毎日決まったパンとヨーグルト、フルーツを食べていました。
ここで、初めてワッフルを作る装置を試しましたが、量が多くて一度っきりでした。
洗濯は25セント×4枚、洗剤は自腹
洗濯は、Quarter (25セント)4枚で、乾燥までできました。コインがなくなったときは、ロビーでスタッフが両替してくれました。
洗剤は自分でどこかから入手する必要があったので、Tideというブランドのものを購入しました。
アメリカでは多くのホテルで、コインランドリーを使用する際にはQuarterが必要です。コインが必要なので、現金をどこかから入手しておく必要があります。
毎朝スタッフとのコミュニケーション
毎朝出社するときには、スタッフが声をかけてくれ、気持ちよく出社することができました。しかし、アラバマなまりが強く、しかも早口で、何を言っているか正直ほとんど理解できませんでした。英語の壁にぶちあたった瞬間でした。
- どこの国から来た?
- 洗濯はうまくできたか?
- 運転できるのか?
- 家族はいるのか?
- 朝食はうまかったか?
- 昨日はどこへ行ったんだ?
など、おそらくこのようなことを聞いていたのだと思います。毎朝質問攻めにされました。内容がわからなくても、ノリで頑張って会話しました。
ここのスタッフがたまたま話好きなのかと思っていましたが、この地域の人は皆同じように、質問してくるので、ここの文化だと理解しました。
何を言っているかわからなくても、笑顔で応えることを心がけました。何気ない朝の会話は、人見知りな私のアメリカ生活の導入としては上出来でした。
晩御飯は自炊
せっかくキッチン付きの部屋を準備してくれていたので、料理をすることにしました。キッチンの使い方は日本とほぼ同じです。スーパーで適当に食材を買って、野菜を炒めたり、肉を焼いたり、意外と普通に食には困らないな、と実感しました。
ホテル生活における注意点
移動時は誰かに迎えに来てもらう
アメリカに着いたばかりのころは、車も免許もありません。とくに田舎であるほど、徒歩でどこかに行くということは普通でなくなります。隣のスーパーに行くときも車です。
歩ける距離であっても、無理せずに車を持っている人にお願いして連れて行ってもらいましょう。
貴重品は常に持っておく
出かけるときは、クレジットカードやパスポートは、常に持っておくようにしましょう。部屋に置いていて万一なくしてしまったら大ごとです。とくにパスポート、なくしたらヤバイです。
また、貴重品以外の自分のものも、できるだけスーツケースにしまって、出かけるようにしていました。そうすることで、掃除をしてくださる方が掃除しやすいように心がけていました。
なるべく早く住みたい場所を決める。
ホテル暮らしが快適でも、そこが本当の自分の拠点になるわけではないので、なるべく早く、住みたい場所を決めた方がよいです。アパートの探し方については、こちらに書いておきました。
最後に
アメリカ生活の開始はこんな感じでした。海外での単身赴任は初めてでしたが、ホテルのスタッフのノリがよく、多少英語の壁にぶちあたったものの、特にストレスなくスタートさせることができました。
その流れで、今もアメリカ生活が続いているので、よいスタートを切るのは大事だと、しみじみ思います。みなさんの参考になれば幸いです。
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