本記事は、アメリカでの運転免許取得の流れを紹介しています。
本記事の対象とする読者
・なんでも良いからアメリカ生活について知りたい方。
・これからアメリカで運転免許を取ろうとしている方。
・アメリカの運転免許試験に合格するための秘訣を知りたい方。
※大まかな内容は下の目次をご覧ください。気になる見出しにジャンプ可能です。
アメリカの田舎では車は必須の移動手段。運転免許証は必須。
私が住んでいるアラバマでは、車なしでは生活は無理です。なんせ、公共交通手段が飛行機しかありません。電車は貨物列車のみ、バスはスクールバスのみです。タクシーも、ほとんど見かけません。どこへ行くにも基本は車、徒歩や自転車などで買い物などはありません。
路上で人をみかけることもあまりありません。あるとしたら、運動のためのサイクリングもしくはジョギングをしている人です。
なので、当然ながら、日本人駐在者も、免許の取得と車の購入をせざるを得ません。運転免許は日本と同じで身分証明(ID)として、飛行機に乗るときなど、あらゆる場面でも使うので、アメリカ生活では必須中の必須アイテムです。
免許取得の流れ
ふるーい記憶をたどれば、日本では、
- 自動車学校などで仮免許を取得
- 筆記試験で正式な免許をもらう
という手順(だったはず)でしたが、アラバマでは、
- 自分で運転の練習をする。
- 州の機関で筆記試験(パソコン)と実務試験をうける。
という手順でした。
少なくとも自分の場合はそうでした。必要な書類は
あと数点あったかもしれませんが、重要なのはこれらです。
試験方法と勉強方法
筆記試験(パソコン)
筆記試験は3択問題を30問中24問クリアすればOKというもの。筆記試験と言っても紙と鉛筆で解くわけではなく、パソコンを使います。
練習できるサイトがあり、ここの問題を一通りやっておきました。一部数字や標識を覚える必要がありますが、半分程度は常識で解ける問題で、ここの練習問題をある程度解けるようになれば十分筆記は合格できます。同じ問題も出ます。
実務試験
実務の方は、国際運転免許でレンタカーに乗れるので、レンタカーを使って実際の路上で練習します。日本での運転経験があった方がよいです。私は日本でも日常的に運転していたので、初めてアメリカの路上で一人で運転したときは緊張しましたが、1日で慣れました。
特に気を付けなくてはいけない点は、これらです。すぐに慣れますが、慣れても常に気を付ける必要があります。
また、実務試験時のコツとしては、
これさえ守れば大丈夫だ、と聞いていました。あとは、試験官の人柄しだい。厳しさが人によって違うらしいです。私はこれらの注意事項を見事に指摘されてしまいましたが、逆に他には問題なく、なんとか一発合格することができました。合格はその場で告げられます。
合格後の流れ
試験に合格したら、事前に取っていた写真や書類をもとに、白黒印刷の仮免許が印刷されて、その時から使えます。2,3週間後に、プラスチック製の運転免許が届きます。そして、車の購入、車の保険の加入などを進めることができます。
免許の更新は私の場合は2年に一度でした。更新は同じように免許センターに行って、写真を書類を記入すれば、新しいものをもらえます。
最後に
私は何かの試験のために勉強したのは久しぶりでしたが、なんてことはない、ゲーム感覚のサイトを1週間勉強して、難なく合格することができました。一発合格できない人もいるそうですが、相当なめていたか、運が悪かったのでしょうね・・・。運転免許は日本と同様、IDとして使うので非常に大事なものです。アメリカ生活が終わった後も、思い出の宝物として取っておきたいです。
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