本記事は、アメリカのアパート生活を始めるにあたって、まず行うべきことについて書いています。
本記事の対象とする読者
・なんでも良いからアメリカ生活について知りたい方。
・これからアメリカでのアパート暮らしを始める方
※大まかな内容は下の目次をご覧ください。気になる見出しにジャンプ可能です。
生活基盤立ち上げの重要性
スムーズに生活をはじめ、仕事をこなしていくために、生活基盤の立ち上げは、まず最初に行わなければなりません。ここでいう生活基盤とは、公共サービス、医療サービスなど、生活していくために不可欠なシステムを意味しています。生活基盤がなければ生活できません。
生活基盤が狂うと、その調整に時間がかかり、仕事にも手が回らなくなり、下手をすると、帰国させられる、なんてこともあるかもしれません。しっかり生活基盤を立ち上げて、ストレスなく生活を開始し、仕事も進めたいものです。
アパート引越し後に行うべきこと
荷物の受け取り、家具の配置
言うまでもないですが、これから住む部屋を快適にするために、家具を適正な位置に配置します。日本から受け取る荷物など、放置しておくとずっとそのままになるのがオチなので、受け取ったらすぐに開けて、段ボールは処分し、部屋を整理することをオススメします。
Utility契約
水と電気ですね。アパートが契約してくれるかもしれませんが、個人で契約する必要があるときもあります。色々な書類を書いて、それぞれ契約先に出向いて書類を提出する必要もあるかもしれません。契約金の発生など、やや面倒なことがあるので、人に聞いて流れを把握しておきましょう。
医療サービス調査
アメリカでは、ファミリードクター、プライマリードクターなどと言われるように、自分の家族がお世話になるドクターがいる、という話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、日本と同じように普通に駆け込みの病院(Urgent care)もたくさんあります。一人の医者に決める必要はなく、何かあったときに診察してもらえるUrgent Careがどこにあるか、調べておきましょう。
車の免許取得
住所が決まれば、免許を取ることができます。(住所がなくても免許取れるのでしょうか?ホテルの住所を書くわけにもいかないですよね。)免許は自分の身分証明(ID)になるので、アメリカ生活において、必須中の必須の必需品です。
免許の取得についてはこちらにも書きました。
インターネット契約
これは説明不要。どのようなプロバイダーがお勧めか、アパートの管理人に聞いておくとよいでしょう。
スーパー探し
アメリカにも色々なスーパーがあります。Publix、Walmart、Targetなどなど。これに関しては急ぐ必要はないです。色々回って体験していくことで、自ずと自分にあった食生活が設計されていくはずです。
体験談
ホテルからアパートへ
わたしの場合、アメリカへ着いてから、まずホテルで2週間程度お世話になり、その間にアパートを探しました。ホテル生活が長くなると、生活基盤の立ち上げが遅くなるので、1週間でアパートを決定しました。
ホテル生活はたった2週間でしたが、ゴルフの道具が増えたり、調理器具が増えたりしたので、それらとスーツケース2個を持ってアパートに移動しました。あれから数年たった今でもそのホテルの横を車で通ることがあり、そのたびにアメリカへ来たばかりのことを思い出します。ただ、週1くらいでメルマガが届くのが厄介です。
どんなアパート?
アパートは150平米くらいの広さで、3ベッドルーム、2バスルーム、ガレージ付きでした。二階建ての建物の一階で、同じ建物の中に、5,6家族分の部屋がありました。
同じような建物が10個ぐらいあり、小さな町みたいになっていて、小さな公園や池、犬の公園、散歩コースにもなっていました。共用のプール、ラウンジ、フィットネスなどもありました。
そのコミュニティは塀で囲われており、ゲートでロックを解除しないと中に入れない仕組みになっていました。基本的にはアパートの住人しかその中に入れないので、安心して生活ができました。
アパートは3ベッドルームでしたが、単身赴任でしたので、2部屋はほぼ使いませんでした。アパートには、家族をアメリカに引きまとめるまで半年くらい住みました。
家具の配置
予め購入していた家具、家電を、一斉に配達してもらいました。購入した、といってもほとんど会社の人から個人売買で購入したもので、合計で100ドルもかからなかったと思います。これらを購入、配置しました。
Utilityの契約
生活に不可欠な水道と電気の契約を行いました。アパートがやってくれるわけではなく、個人契約でした。月々の支払いはクレジットカードでした。
インターネットの契約
インターネットも不可欠です。WOWという会社の案内を会社で見かけたので、そこに電話をし、一軒家に引越した今も契約を続けています。電話をしてから2,3日後に担当者のお兄さんがモデム片手にやってきて、壁に差し込んだだけ、という工事でした。
お兄さんの英語が、強烈なアラバマなまりでほとんど何を言っているのかわかりませんでしたが、ノリでなんとか乗り越えました。
そして、何かのメモ帳の切れ端に、パスワードを殴り書きし、去っていきました。名詞くらいのサイズの紙ですが、今も大事に持っています。
WOWという会社はケーブルテレビも提供しているようで、テレビも買っていましたが、テレビは特に見ないかなと思って、契約しませんでした。
日本からの荷物の受け取り
ヤマトさんが既に日本からの荷物を受け取っていて、住所が決まるのを待っていていただいていたので、引越しの翌日くらいに荷物を受け取りました。
何を荷物に入れていたか、覚えている範囲では
- ラジカセ
- 衣装ケース+服
- 参考書
- 敷布団
などを日本から持ち込みました。
さいごに
アメリカに着いて、本当に日本と同じように生活できるのか、不安になることかと思いますが、一つずつしっかり立ち上げていくことで、不安もなくなり、快適に生活をすることができます。わたしの場合も、人に助けられながらも、スムーズに生活基盤を立ち上げることができ、快適に単身赴任生活を始めることが出来ました。
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